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礼拝出席


 

 


 

※4人目以降は、3人分を送信後に再読み込みして記入してください

司会:田中善也兄 奏楽:長谷川綾子姉
入堂
静思
前奏     奏楽者
招詞 詩篇24:9~10司会者
賛美 新27(聖ナシ)  一同
主の祈り 新826頁 〃
祈祷唱 聖373(新ナシ) 〃
使徒信条 新826頁 〃
交読文 32(詩篇第103篇)905頁(新改訳)〃
祈祷    司会者

賛美 新242(聖444)    一同

聖書 ルカ17:20~26 藤本薫姉
説教 「御国の只中にある」 井上義実師
御国が近づいている6
祈祷     一同

賛美 新355(聖588)     一同
献金
献金唱 聖378(新ナシ) 〃
感謝     当番

頌栄 新63(聖383)     一同
祝祷     牧師
後奏    奏楽者
報告    司会者

 

説 教 題:「御国の只中にある」  井上義実師
聖書箇所:ルカ17:20~26

 不安感を駆り立てるつもりは微塵もありませんが、私たちの時代に終わりの兆しを感じます。中世から近代、近代から現代に移り変わったように、次の時代への大きな変わり目が来るようには思います。

どのように時代が移り変わっていったとしても、神様の救いの歴史は前進し、御国が近づいています。「御国が近づいている」を礼拝説教の主題の一つとしましたが、今回で6回目になります。

Ⅰ.神の国はただ中にある

 32年前の遠い話になりましたが神学校卒業後、富山での開拓伝道に遣わされ、精一杯働きに当たっていました。エホバの証人がよく訪ねてきて顔なじみになりました。

かの教団もその頃と比べると、随分とソフト路線になりました。当時は14万4千人しか天国に行けないという教理がありましたが、今は変化しています。数年で重要な教理が変わることに、その体質がよく表れています。

彼らとの対話で、私は21節に「神の国はあなたがたの只中にある。」とありますが、イエス様を信じれば誰でも天国が約束されています。天国に定員があるなどとイエス様は一言もおっしゃっていないでしょうと言いました。

彼らは調べてきた上で、この箇所はイエス様とパリサイ人との問答の箇所です。パリサイ人たちはイエス様を信じていないので、神の国に入ることはできません。この言葉に意味はありませんと言いました。私はそれでは聖書には間違いがあり、イエス様の言葉には不真実も含まれているのですか。私はそのようには受け止めませんと言いました。

イエス様が救い主ではない彼らと議論しても必ずすれ違いに終わります。マインドコントロールされて、自分たちの教理で理論武装している彼らには、生半可な知識で立ち向かうことはできません。彼らはクリスチャンを標的にしていますから、自分が教会に行っていることも言う必要はありません。

神の国は終末に完成しますが、この聖書箇所から終末に完成する神の国を見ていきましょう。

Ⅱ.神の国はいつ来るのか

 ここに出てくるパリサイ人の考えの誤りを考えていくと正しい受け止め方に導かれていきます。

1)神の国はいつ来るのか(20節)

 「神の国はあなたがたのただ中にある」(21節)とイエス様は答えられました。神の国はこれから始まるのではありません。既に来ているということが正しいのです。このことは、神の国はイエス様の宣教によって始まっていますが、完成を目指す途上にあるということです。

2)神の国は見えるものなのか

 「神の国は目に見える形で来るものではありません。」(20節)とイエス様が答えられています。神の国は見えるものではありません。私たちが見ているものは、様々なこの世の物質でできたもの、この世に属しているものです。神の国は、やがて失われる、消えてしまう有限なこの世の物でできていません。目では見えませんが、神様に属している永遠に至るものなのです。

Ⅲ.神の国はどう進むのか

 神の国はイエス様によってもたらされていますがどのように進展していくのでしょうか。イエス様は「まず人の子は多くの苦しみを受け、この時代の人々に捨てられなければなりません。」(25節)と言われています。

イエス様が受けられる受難、残酷な十字架の死は、神様の計画によってなされていきます。よみがえって、天に帰られた主が再び来られる再臨は、何時と特定することはできませんが。必ず起こります(22~24節、マタイ24:23~39はさらに詳しく語れています)。

さらに、イエス様はノアやロトのできごとを引かれました。神様はノアの洪水の際にはノア自身を通し、ソドム・ゴモラの滅びの時には主の使いを通して、滅びの予告をされました。当時の人々はこれを現実に起こるとは、とても考えられずに滅んでしまいました。終末に関してはイエス様ご自身が語られています。

イエス様の真実を受け止めている私たちは、何ら疑う余地のない真実であることは確かです。私たちが、目を覚ましていて、何時主が再び来られても良いように備えることは当然のことです。イエス様の再臨後、艱難の時を経て、神の国はやがて完全に表され、永遠の支配がなされていきます。

 神の国とは「神の恵みの支配」であると以前から語ってきました。第一に、神の国はイエス様の救いによって、私たちの内なる心と魂にもたらされています。私たちは救いによって神の国の民とされているのです。

第二に、神の国は神の民の集まりの中に、交わりの中に、教会の中に存在しています。第三に、神の国は全ての悪が滅ぼされて、神様の支配が完成します。その時、神の民は永遠にあり続ける神の国に集められます。新天新地の民とされます。この真理に対して揺るがない信仰を持ち、主の業を今日も果たしながら歩もうではありませんか。

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