出席連絡
司会:宇田川純一兄 奏楽:松下真由美姉
前奏 奏楽者
開会唱 聖366 聖歌隊
招詞 詩篇96:1~3 司会者
賛美 新2(聖484) 一同
主の祈り 新826頁 〃
祈祷唱 聖373(新ナシ) 〃
使徒信条 新826頁 〃
交読文 2(詩篇第8篇)879頁(新改訳)〃
祈祷 司会者
賛美 新201(聖608) 一同
合唱 「ながまことは大いなり」聖歌隊
聖書 申命記11:8~21桂以そ美姉
説教 「絶えることのない恵み」井上義実師
祈祷 一同
ー二十歳の祝福式ー
賛美 新270(聖468) 一同
献金
献金唱 聖378(新ナシ) 〃
感謝 当番
頌栄 新63(聖383)一同
祝祷 牧師
閉会唱 聖389(新ナシ)聖歌隊
後奏 奏楽者
報告 司会者
説教題:「絶えることのない恵み」井上義実師
聖書箇所:申命記11:8~21
今日は長い箇所を読んでいただいた。御言を説き明かさなくとも、朗読だけで十分に神様からの恵みをいただくことができる。
Ⅰ.神様の愛による宣告
「私が今日あなたに命じるすべての命令を守りなさい。」(8節)とある。申命記では「今日」という言葉の言い回しが61回出てくる。「私が今日あなたに命じる」(6:6)、「今日、私はあなたがたにこう警告する。」(8:19)、「今日、知りなさい。」(9:3)等々である。聖書全体から見れば、「ですから、聖霊が言われるとおりです。今日、もし御声を聞くなら、あなたがたの心を頑なにしてはならない。」(へブル3:7・8前半)とある。
神様の御声を聞いたならば、理由を付けず、引き延ばしせずにその時に応答すべきである。命令を守ることによってエジプトを出て、荒野の40年間を過ごしたイスラエルの民が約束の地、乳と蜜の流れる地に入ることができる。エジプトも肥沃な地で農産物が良く育つが、約束の地は人の力ではなく、神様によって養われる地である。主の愛の眼差しが1年中絶えることなく注がれている(12節)。神様の愛によって恵みが約束されている。
Ⅱ.神様の愛による警告
イスラエルに対する神様の恵みは大きい。エジプトでは奴隷であり、民族が根絶やしにされる危機にあった。荒野の旅路も神様は導かれたが流浪の旅であった。カナン先住民が住む約束の地の征服も激しかった。
多くの困難を経ても、神様はカナンの地を与えるとの約束を果たされた。その大きな恵みを受けながら、神様の心配は横道にそれ、先住民の神々を礼拝しないかということだった。神様の心配は現実となった。指導者ヨシュアの死後、直ぐにイスラエルの信仰は薄れ、偶像崇拝に陥り、人心は乱れていった。
出エジプト以後、イスラエルの民は神様の大きな恵みに与る体験をした。しかし、神様の恵みに慣れてしまい、神様への感謝を忘れ、神様を置き去りにした。人間の心は移り変わりやすく、愚かで浅はかなものかと思う。神様はそのことを良くご存知であった。神様はイスラエルの民に決して離れてはならないことを愛を持って警告されている。
Ⅲ.神様の愛による約束
神様はご自分から離れないように強調された。「あなたがたは、わたしのこのことばを心とたましいに刻み、それをしるしとして手に結び付け、記章として額の上に置きなさい。」(18節)。信仰深いユダヤ人は今でも「聖句を入れる小箱」(マタイ23:5、口語訳・経札)を身に着ける。行いを通して、信仰を心と魂に刻むのである。
「それをあなたがたの子どもたちに教えなさい。あなたが家に座っているときも道を歩くときも、寝るときも起きるときも、これを彼らに語りなさい。これをあなたの家の戸口の柱と門に書き記しなさい。」(19・20節)とある。
教える、語る、書き記すとあるように次の世代への信仰教育に力を入れる。神様の愛による祝福を伝えていくことが、永遠の祝福を押し広げていくのである。
本年も主が共におられ、主の愛は注がれている。この恵みに絶えざる感謝をささげ、この愛を喜び、生きていこう。
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