礼拝開始時間について

アナウンスにありました通り、
本日5月14日から礼拝開始時間が10:45に戻ります。

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礼拝出席


 

 


 

※4人目以降は、3人分を送信後に再読み込みして記入してください

前奏   奏楽者
招詞 イザヤ65:16~17   司会者
賛美 新2(聖484)   一同
主の祈り 新826頁    〃
祈祷唱 聖373(新ナシ)    〃
使徒信条 新826頁    〃
交読文 20(詩篇第57篇)894頁(新改訳) 〃
祈祷   司会者

賛美 新338(聖596)       一同

聖書 ペテロ第二3:3~15  丹羽嘉崇兄
説教 「主の日に備えている」  井上義実師
2023年度教会聖句2 新約聖書
祈祷   一同

賛美 新151(聖630)       一同
献金
献金唱 聖378(新ナシ)      〃
感謝   当番

頌栄 新63(聖383)      一同
祝祷 牧師
後奏 奏楽者
報告 司会者

※パソコンで上の動画を再生して下に移動すると、右下に追従します

説 教 題:「主の日に備えている」  井上義実師
聖書箇所:ペテロ第二3:3~15

 今日から礼拝堂の座席制限が無くなりました。CSの礼拝、分級も対面が主になります。

コロナ禍の3年を過ごして、ここまで回復ができたことを感謝します。新しい神様の業に期待し、主の働きを進めていきましょう。今週は、5月第二週であり母の日を迎えています。

Ⅰ.愛する者たちへの呼びかけ

 この手紙は使徒ペテロの晩年近くの筆です(1:14・15)「私たちの主イエス・キリストが示してくださったように、私はこの幕屋を間もなく脱ぎ捨てることを知っています。ですから、ぜひとも、私が去った後いつでも、あなたがたがこれらのことを思い起こせるようにしておきたいのです。」。

イエス様と共に歩んだ日のペテロは、福音書で知ることができます。単刀直入の素直な性格ですが、随分荒削りであったことは事実です。しかし、年令を重ねたこの2通の手紙を読むと、信仰と人間性の成熟を感じます。主と共に歩むことを通して、人は変えられていくのです。

新約聖書の最後の7通の手紙(ヤコブの手紙からユダの手紙まで、公同書簡と呼ばれます)は、このペテロの手紙もそうですが特定の教会や人物に宛てられたものではありません。教会から教会へと、広く読まれることを意識しています。3章は「愛する者たち」(アガぺトス、アガぺーの形容詞形)と4回繰り返し呼び掛けられています。

ペテロにとって教会の兄弟姉妹は、全て愛する存在であり、神様の愛にある交わりがあるからこそできる呼び掛けです。私たちも、荻窪栄光教会に一つとされている、信仰によって互いに愛し合う存在です。

Ⅱ.愛する者たちの交わり

さらに母の日として話を続けていきます。お母様がお元気な方も、弱っておられる方も、天に送られた方もそれぞれであることでしょう。聖書箇所は変わりますが、ローマ16章はパウロからローマ教会への挨拶状というべき箇所です。

ローマ16:13には「主にあって選ばれた人ルフォスによろしく。また彼と私の母によろしく。」とあります。口語訳聖書では「主にあって選ばれたルポスと、彼の母とに、よろしく。彼の母は、わたしの母でもある。」と解説的に訳しています。

パウロはルフォスの母を自分の母のように受け止めていました。ルフォスは、イエス様の十字架を背負わされたクレネ人シモンの息子です(マルコ15:21)「兵士たちは、通りかかったクレネ人シモンという人に、イエスの十字架を無理やり背負わせた。彼はアレクサンドロとルフォスの父で、田舎から来ていた。」。パウロの言うルフォスの母とは、クレネ人シモンの妻です。

クレネ人シモンは、ドロローサの道で倒れられたイエス様の十字架を背負った体験から信仰を持ったのです。シモンの妻は、パウロの世話を一心に果たして、パウロが母とさえ呼んだ存在です。私たちが神様の家族として、血がつながらなくても主にある兄弟、主にある親子の関係が生まれていくのです。ペテロが愛する者たちと呼び掛けた信仰者の交わりは、豊かで深いものです。

Ⅲ.愛する者たちへの警告

 ペテロはこの手紙を閉じようとします。ペテロが愛する者たちへと語る最後の言葉は、終末への警告です。この警告は恐れを与えるものではありません。信徒たちへの安心と、励ましを意図しています。

1)3-7節:イエス様の再臨を嘲り、否定する者たちが出てきます。自分勝手な欲望に根差した生活を送ろうとする者たちの神様への嘲りです。

2)8-12節:再臨が遅くされているように見えるかも知れません。しかし、神様は救われる者が起こされるために、忍耐されています。私たちは神様の御心に従って、この終わりの近い時に、救いを宣べ伝える者です。

3)13-15節:私たちはイエス様の再臨を待ち望んでいる者です。私たちは、イエス様の再臨の前に、自らの信仰姿勢を問い続けていくものです。

決して、この時代に流されること無く、正しい緊張感を持って信仰生活を送りましょう。私たちが、それぞれの使命を忠実に果たすことが大切なのです。

神様から与えられている家族は、家庭の中で血のつながった家族もあります。神様が出会わせてくださった家族もあります。また、教会という主の群れにあって一つにされている大きな家族もあります。

神様の深い御心の中で生きる私たちは、人への批判、不平不満ではなく、人への評価、満足を持てるようになりましょう。そこに時間がかかったとしても、神様の愛によって変えられ、生かされている者としての証しが表されていきます。

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