礼拝出席

※4人目以降は、3人分を送信後に再読み込みして記入してください


 

招詞 ヨハネ7:37~39 司会者
賛美 新18(聖ナシ) 一同
主の祈り 新826頁 〃
祈祷唱 聖373(新ナシ) 〃
使徒信条 新826頁 〃
交読文 28(詩篇第901)902頁 〃
賛美 新202(聖609) 一同

聖書 ホセア14:4-9 五領保子姉
説教 「回復の約束」 井上義実師 聖書各巻緒論28・預言書6
祈祷
賛美 新457(新703) 一同
献金
献金唱 聖378(新ナシ) 〃
頌栄 新63(聖383) 一同
祝祷 牧師

聖書各巻緒論28・預言書6

説 教 題:「回復の約束」井上義実師

聖書箇所:ホセア14:4~9

 聖書各巻の緒論に戻ります。旧約聖書の最後の区分になりますが、小預言書全12巻の最初のホセア書になります。小預言書に対する言葉として、大預言書はイザヤ書からダニエル書になります。どうして、大小と呼ばれるのかは、内容ではありません。単純に文章の分量によります。時代背景は異なり、遣わされた地域も違う12人の預言者たちがいました。彼らを立てられた神様のメッセージを私たちに語られていることとして、受け止めていきましょう。

Ⅰ.ホセアの時代

 ホセア(主は救いたもうと言う言葉の短縮形になります)の出身についてはよく分りません。ホセアは北王国イスラエル・ヤロブアム2世(初代ヤロブアムと区別して)、南王国ユダのウジヤ、ヨタム、アハズ、ヒゼキヤ王の時代に、北王国イスラエルで神様に仕えました。

この時代に、南王国ユダではイザヤが活動していました。ヤロブアム2世の時代は、アッシリアは内政が不安定であり、パレスチナに手を伸ばすことができなかったので北王国イスラエルは繁栄しました。

経済的に潤ったとしても、宗教的、道徳的、社会的に腐敗し切った時代となりました。ホセアの先代に当たる預言者アモスも痛烈に、この時代の人々を批判しています。北王国イスラエルはヤロブアム2世以降、王は短い期間で入れ替わり、対外政策も右往左往し、混乱しました。

最終的には、紀元前722年の首都サマリア陥落によって北王国イスラエルは南王国ユダより先に滅亡してしまいます。

 

Ⅱ.ホセアの使命

 預言者はそれぞれに神様に仕えた時代も、神様に託された使信も違いがあります。また、神様は各預言者の特徴、賜物を用いられました。神様は、ホセアの家庭生活を通して語られています(1~3章)。

そこには、私たちが求めるような平和で、円満な家庭とは正反対の痛ましい状況が語られています。ホセアは不品行な女性を妻にめとれと神様に命じられ、ゴメルを妻とします(1:3)。誕生した長男のイズレエルの名は、列王記第二9・10章に記されていますが、アハブの家を滅ぼしたエフーの一族が、同じく滅ぼされることを示しています(1:4)。

次に生まれた長女の名はロ・ルハマ(1:6)、あわれみを受けないという意味です。3人目の次男の名はロ・アンミ(1:9)、私の民ではないという意味になります。両親が子どもに名前を付ける時に、誰もが幸福を願って命名するでしょう。

神様が何故ホセアの家庭にこのような、むごいと言える取り扱いをされたのか、理解に苦しみます。しかし、2:23には「あわれまれない者をあわれむ」「わたしの民ではない者に『あなたはわたしの民』と言い、」とあるように、ロ・ルハマはルハマに、ロ・アミはアミに名前は変えられ、その意味するところは逆転します。

3章は、ホセアから勝手に離れて行き、身を持ち崩したゴメルに対して、ホセアが愛をもってあがない出し、連れ帰ることが記されています。これは、北王国イスラエルの神様への背信が、滅びに向かわせるほどの深いものであったとしても、神様は限りない愛をもって回復されることを、ホセアの家庭を通して表しています。

ホセアの体験は辛く、苦しいものだったでしょうが、ホセアの家庭生活そのものから神様は、無限の愛と赦し、回復と平安を伝えてくださっています。 

Ⅲ.ホセアの特長

 結末は良かったとしても、神様のホセアへの要求は非常に厳しいものでした。しかし、ホセアは神様に従っています。ホセアの従順は、何よりも神様への信仰に裏付けられたものです。

しかし、この想像を越えた大きな痛みの中で、ホセアはどれ程の寛容、忍耐、待望が必要であっただろうかと思います。神様はホセアの家庭を回復し、全イスラエルにもまた回復の約束を示してくださいました。今朝の聖書箇所は、その後の回復の姿です。

重苦しい話が続くホセア書で、私たちは最後に救いを感じることができます。神様の癒しと愛は、香り高く美しいゆりの花、天を指して立派に伸びたレバノン杉、油が滴る実り豊かなオリーブ、豊かに人を養う穀物、喜びを与えるぶどう等、地の産物の豊かさに例えられています。この主の平らかなる道に歩め、祝福を受けよ、と勧められています。

神様は、ホセアが忍耐する力を持ち、従い通すことを信じて、彼を導かれました。ここに示された愛と回復は、神様がイエス様によって果たされた救いと和解を示しています(ローマ5:1~11)。